私は高1の頃から一橋大学法学部を志望していました。しかし、私には合格を勝ち取るうえで一つ大きな欠点がありました。それが数学です。中学生の頃からずっと数学が苦手で、高1の時の面談で担任の先生からは、「数学ができない生徒は一橋には受からないよ」と言われる始末でした。そんなことが続き、これはどうにかしなければ！と決心して、理系ばかりの考和塾に入塾しました。もちろん、最初は授業にも演習にもついていけず、自分の数学の苦手ぶりを痛感する毎日が続きました。

しかし、考和塾の通常授業は学校の先取り以上の解法を教わることができ、一つ一つの授業の情報量が多いので、考和塾での学習をしっかり復習すれば、学校の定期テストはスラスラ解けるようになるという自信も生まれました。

また、医学部数学や長期休暇での応用授業などで記述演習を高2から続けていたため、高2になって学校で演習の授業が始まってからも長い記述式の問題にもひるむことなく取り組めました。

さらに、私の高校では高3から文理が分かれますが、考和塾では共通テストの演習まで理系の生徒と一緒の授業が続くため、数学ができる友人に囲まれて、モチベーションを高めることができました。そして、当日は考和塾で自分が解いてきた数学の問題量に自信をもって試験に臨むことができました。もちろん中には、難しい問題もありましたが、考和塾で時間をかけて数学を解く訓練を積んだことによって、どの問題も白紙にすることなく、最後まで精一杯解ききることができたのです。

考和塾は文系が少ない分、先生は一人一人の状況を見てくださり、アドバイスをしていただけます。私は高1の冬から入塾しましたが、途中から授業を受けても温かく迎えてくださり、もっと早く入塾していればよかったと後悔するほどです。考和塾で先生方のアドバイスを聞きながら、とことん数学を学び、数学を得意教科にすることができたのは、私が合格できた1番の要因です。

最後に、中村先生をはじめご指導いただいた先生方、今まで本当にありがとうございました。